西益津

田中神社 西益津
たなかじんじゃ

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【鎮座地】

藤枝市郡729-3

【創立年月日】

元亀年間(1570-1573)

【例祭日】

10月17日

【祭神】

宇迦御魂神 (うかのみたまのかみ) 徳川家康公

【由緒】

 元亀年間に京都、稲荷山より宇迦御魂神を勧請し、明治8年6月、当市住人士族菅沼定一、加藤重威等多年所蔵していた東照神君の画像を合祀した。当社は元田中神社と称し田中城本丸廓内に鎮座、明治8年村社に加列の時、稲荷神社と記載されたが、これは誤りであるので再び旧社号に改めた。本多家の鎮守であった時は、2月初午の日を祭日とし領民に神酒をくだされ、城中において楽を奏し、五十余か村の住民がすべて信仰したという。
明治8年2月村社に列し、同40年9月神饌幣帛料供進社に指定される。明治23年3月11日田中城より今の地に移築し、今日に至っている。
郷社に昇格の準備を行ったが、その実現を見ることはできなかった。


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