広幡

青山八幡宮 広幡
あおやまはちまんぐう

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【鎮座地】

藤枝市八幡997

【創立年月日】

天喜、康平年間
(1063年~1065年)

【例祭日】

9月15日

【祭神】

誉田別命 (ほんだわけのみこと) 玉依姫命 (たまよりひめのみこと) 息長足姫命 (おきながたらしひめのみこと)

【由緒】

 社伝によれば当宮は山城国の男山、京都石清水八幡宮の別宮にして天喜、康平年間(1063年~1065年)源頼義、同義家が奥州下向のとき奥羽征討祈願のため、勅を奉じて現鎮座地が男山と髣髴たるをもって、御分霊を勧請して奉斎した社で、源氏が五里毎に八幡の社を建てた五里八幡の一社という。
 8月15日には放生会があり流鏑馬が行なわれ、神輿三基は明治以前までは岡
部若宮八幡宮まで出御した。社殿は慶長18年(1622年)12月再建し、正徳年間(1711年~1716年)に大修築が行なわれた。創立当時の神領千石との口碑があるが定かではない。豊臣秀吉公は百七十石五斗の神領を寄せられてより、徳川幕府も亦これにならった。武門の守護神として田中城主たりし酒井、西尾、本多諸氏の崇敬篤く、神器具その他が寄進され、社務祭祀を監督した。明治6年3月郷社に列した。昭和28年7月8日国有境内地は無償譲与され、宗教法人として承認登記した。
氏子数110戸  崇敬老数 広幡地区1142戸。


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